新渡戸文化小学校

新渡戸文化小学校の公式アカウントです。自分たちの取り組みのみならず、世の中のユニークな学校の取り組みや先生のこと、公教育について幅広くお伝えしていければと思っています。

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  • 学校の、なかのひと

    学校の中にいる素敵な人を、その想いとともに紹介するマガジンです。新渡戸文化小学校の「なかのひと」を始め、様々な学校、公教育に関わる方を紹介していきます。

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「町に住む幸せ」ってなんだろう、6年生が東北で考えた

東北へ行った6年生、生きる意味を問う修学旅行

「町に住む幸せ」ってなんだろう、6年生が東北で考えた

岩手県は大槌町を3泊4日で巡る6年生の修学旅行。前回紹介した子どもたちがそれぞれに選んだ体験プログラム以外に、もう1つ大きなプログラムがありました。正解のない問いに、子どもたちがそれぞれ意見を紡ぎながら挑む「決断のワークショップ」です。 子どもたちには、それまで大槌の町の景色を見たり、震災当時のことを解説してもらったりする機会が何度もありました。すべてが流された土地に建てられた東日本大震災津波伝承館では、当時の映像や被災した車、道路標識などを見ました。伝承館の近くに残された

東北へ行った6年生、生きる意味を問う修学旅行

「染原さん、修学旅行に行きませんか」 新渡戸文化小学校の遠藤崇之校長補佐から、同校note編集部の染原がお誘いを受けたのは、2021年度も終わりにさしかかる3月末。「修学旅行、ですか?」と一瞬戸惑う私に、遠藤さんは「6月に6年生と岩手県大槌町へ行くんですよ」と続けます。新渡戸文化小学校の数々のユニークな取り組みを先導している遠藤さん。その人が「是非」という修学旅行が面白くないはずがありません。二つ返事でOKし、梅雨入り直後の6月下旬、6年生61人とともに、岩手県の大槌に踏み